札幌市資料館リノベーション

つながる過去と未来

大正15年竣工、国の登録有形文化財に指定されている歴史的建造物である札幌市資料館を次代のアートや新しい創造性を発信できる場として活用するためのリノベーション。ここに訪れた人々が様々な発見と体験を通じて、新しい価値を創造する拠点となる滞在型交流施設の提案である。

我々は過去から築きあげられた...文化の上に、日々の生活の中から発見や創造をくり返し、新しい文化を生み出してきました。
古きよき文化と新しい文化が互いに補完し、つながることで新しい価値が生まれ、さらに未来へと続く場のあり方を考えた。
歴史のある既存の建物を保存しつつ、対称にアウトラインのみ完コピした、鏡像のようでそうでないガラスの建物を、最新の技術・素材でつくる。
過去と未来が同時に存在し、互いに刺激をもち、つながることで、新しい価値を創造する1つの建物として生まれ変わる。

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credit and details

Completion date Unbuild
Principal use Museum, Cultural complex, Hotel
Location Sapporo-city, Hokkaido
Site area 7,150 m²
Building area1,860 m²
Total floor area3,420 m²
Structure / FrameRC+Steel/2 stories